サルモールの仕事
闇の一党騒動が終わって数日が過ぎた。
なんか衛兵はものすごく感激しているみたいで、しきりに――
「闇の一党を撃退したようだな! 君こそ、みなの英雄だ!」
――と言いまくる。
中には一緒に戦いたかったと言う奴も居るが、来んでええ来んでええ。
乱闘騒ぎになってかえってめんどくさくなるだけだw
さて、その間の俺はと言うと、アークメイジの部屋奪還に向けて交渉の毎日だ。
まぁ、無理だろうけどね(´・ω・`)
ラムリーザ「叔父さん、いつになったらこの部屋返してくれるん?」
アンカノ「お前がまともになったらだ。」
ラムリーザ「まともだね、オニールだ、ミンボーも、パースも出る、400点入った」
アンカノ「……そんなことよりも、お前に行ってもらいたい所がある」
ジェイザルゴ「ラムリーザ、探したぞ。頼みたいことがある」
ラムリーザ「いっぺんに来るなww」
ジェイザルゴの頼み、アンカノ叔父さんの要望……
どっちも怖いわ!
また自爆魔法の実験か?
サルモール大使館への出頭か?
アンカノ「ソリチュードのドール城に行ってもらいたい」
ラムリーザ「帝国軍の本拠地か……」
リセッテ「ソリチュードなら私も行く」
ラムリーザ「はいよん」
なんだろ。
ウィンドヘルム攻略に参加しろかな?
というわけで、ジェイザルゴの頼みは後回しにして、ソリチュードのドール城に向かったのである。
その前に、ウィンキングスキーヴァーで一休み。
ここでは久々に聞くリセッテの歌。
思えば、ここで出会ったんだったなー。
ラムリーザ「ここで初めての初対面だったんだよなー」
リセッテ「まぁ……、二回目の初対面は無いけどね」
ラムリーザ「いや、世の中には知り合っているのに『はじめまして』という変な奴も居るぞ」
リセッテ「ただのボケじゃないのw」
とまあ、そんなこんなでドール城、帝国軍の本拠地だ。
帝国軍の兵士として働いていた頃は、何度も訪れたことがあるなー。
…………(;´Д`)
嵌められた……(´・ω・`)
エレンウェン「噂は聞きました、闇の一党を壊滅させたようね」
ラムリーザ「いやー、あんなの大したことないですよー(;-`ω´-)」
エレンウェン「困ったことをしてくれましたね?」
ラムリーザ「は?」
エレンウェン「ヘイムスカーの始末を闇の一党にしてもらう予定だったのですよ」
ラムリーザ「なっ?」
エレンウェン「この責任を取ってもらいます」
ラムリーザ「わ、わかったよ」
なんてこったい。
確かにヘイムスカーはホワイトランで、タロスがどうのこうのってギャーギャーわめいてたっけ。
いつかサルモールに粛清されてもおかしくないと思っていたが……
……困ったことになったよ(´・ω・`)
~~~ ラムリーザが来る前 ~~~
エレンウェン「そろそろラムリーザ――いや、ドラゴンボーンを我が陣営に引き入れておきます」
アネミル「加えるかどうかは私が判断する」
エレンウェン「次の仕事を彼にやらせてみるというのはどうかな?」
アネミル「そうだな、そろそろヘイムスカーの処断をしておこうと考えていたころだ、誰か刺客を送り込む予定だが……」
エレンウェン「ラムリーザにやらせましょう」
アネミル「引き受けるかな?」
エレンウェン「引き受けさせます。丁度いい情報が入ったのよ」
闇の一党壊滅の件は、引き受けさせるための餌だったのであーる。
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