太古の上り坂のドラゴン退治?
マロ指揮官の話では、闇の一党の本拠地はファルクリース周辺にあるということだ。
そこで、さっそくファルクリースに向かうことにしたのだが……
衛兵「ドラゴンボーンか、首長が呼んでいたぞ」
ラムリーザ「なっ?!」
ファルクリースの首長シドゲイル。
何かと付けて俺を雑用にこき使っていやがる。
自分はボンボンのくせに……
とは言う物の、従士という立場上無視するわけにもいかん。
公務の一環として話しぐらいは聞くべきだ。
このボンボンがー。
シドゲイル「おい、ドラゴンがまた住み着いた」
ラムリーザ「どこや」
シドゲイル「太古の上り坂だ」
ラムリーザ「またー? もう、飽き飽き」
シドゲイル「ドラゴン退治がドラゴンボーンの仕事だろ?」
ラムリーザ「そんなことより、闇の一党の隠れ家がここらにあると聞いたんだが、知らん?」
シドゲイル「ドラゴン倒してきたら教えてやる」
ラムリーザ「……(。-`ω´-)」
なんでまたボンボンの頼みを聞かなくちゃいかんのやーあっ!
この時俺は、このボンボンをぎゃふんと言わせてやることに決めたのだ。
太古の上り坂――
ドラゴンがまた戻ってきてる……
シャウトを得ることができる大成の壁を守るのが仕事なのじゃないかな?
しかし、今回は狙撃を行わずに別の方法を試すことにした。
ゴル・ハー・ドヴ!!
このシャウトは、ソルスセイムで得たドラゴンを服従させるものだ。
スカイリムでも通用するか試してみようじゃないか。
シャウトの力がドラゴンに働いたとたん、ドラゴンはそばに舞い降りてきた。
ドラゴン「やあ、スリよ。共に飛ばないか?」
ラムリーザ「また泥棒扱いする!」
まあよい
とりあえず乗ってみるか。
えーと、あの街に向かってくれ。
俺はドラゴンに命じて、そのままファルクリースに戻ってきてやった。
首長官邸の上を旋回。
ラムリーザ「こらシドゲイルのボンボンでてきやがれ!」
衛兵「何だ!? ドラゴン!?」
シドゲイル「ラムリーザ?! いったい何の真似だ!」
ラムリーザ「賞金首はこうして飼い慣らしてやった、言いたいことはあるか?」
シドゲイル「むむむ……」
ラムリーザ「なにがむむむだ!」
シドゲイル「わかった、闇の一党の場所を教えるからそいつをどこかに連れて行け!」
ラムリーザ「そうこなくちゃw」
とまぁ、退治することがすべてではない。
服従させることも勝利の一つの形なのさw
さてと、闇の一党の聖地の場所を聞き出すかー。
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