闇の一党壊滅作戦開始
寝ている間にアストリッドに、どうやってやられたのかはさっぱりわからんが、拉致されてしまった俺。
だが、彼女を返り討ちにすることで、とにかく一難は去ったのだ。
そしてとりあえず3人を開放してやる。
やっぱカジートだったか。
女は相変わらず罵るばかり、ついでに殺すぞ。
なんで俺を罵る? 悪いのはアストリッドだろうがっ!
さて、小屋の入口には鍵がかかっていて出ることができなかった。
しかし、アストリッドを調べてみると、鍵を持っていたので外に出ることはできた。
ここはどこだ?
周囲を見渡してもどこだかわからない。
こんな時は、北の海岸目指して、東に向かうだけだ。
困った時はウィンターホールドに帰る、それが一番、うん。
………
……
…
ウィンターホールドに付くや否や、衛兵が話しかけてきた。
衛兵「酷く疲れているな、何があったんだ?」
ラムリーザ「アストリッドやっつけた」
衛兵「何てこった、冗談じゃないのか?すぐにマロ指揮官に報告してくれ。ドラゴンブリッジのペニトゥス・オクラトゥス基地にいる」
ラムリーザ「なんやそれ……」
なんか知らんが、闇の一党を壊滅しようという話に進んでいるようだ。
まぁ、俺を暗殺しようとした集団だ。
この際、報復しておくのも悪くないな。
というわけで、ドラゴンブリッジに居るマロ指揮官に会う事になった。
リセッテ達は今回はお留守番。
危険な任務だしなー。
彼がマロ指揮官だ。
マロ指揮官にアストリッドやっつけたことを話してやると、こいつもまた驚きよった。
マロ「闇の一党リーダーのアストリッドを? 死んだ? 何の冗談だ?」
ラムリーザ「いやまー、俺にかかればちょちょいのちょいなんだけどー」
マロ「幸運が巡ってきたぞ。思えば長い間、闇の一党の動きを監視してきた、襲撃をかける頃合を計るために」
ラムリーザ「だったら暗殺者に襲われた時に助けてくれたらよかったのに……」
マロ指揮官は、闇の一党の聖域に入るための暗号を入手していたようだ。
それは『沈黙せよ、我が同胞』だという。
マロ「この名誉はお前のものとなるべきだ。手を貸せば、最大限の報酬を与えよう!」
俺に行けってか?
丸投げかよ!
まあよい。
帝国軍は俺が居ないと何もできない集団だしな。
サンガード砦だって、俺が手出ししなければ落とすことできなかっただろうが。
後はウィンドヘルムだけだと、落とせているか?
落とせてないだろうww
わかったよ、やってやるよ!
というわけで、闇の一党壊滅作戦が始まったのであった。
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