最終決戦 ~ミラークの最後~
ミラークにアーリエルの弓でとどめをさしたかと思ったが、奴は再び姿を消してしまった。
そして旋風の疾走で立ち去る――
また復活してくるというのか?
いったいいつまで続けたらいいのか?
もう、囮になってくれたサーロタールは居ないんだぞ?!
その時だ。
ハルメアス・モラの声が響いたのだ。
ハルメアス「ミラーク、逃げられるとでも思っていたのか? ここで私に隠し事はできない」
中央の池から現れたのは、ミラーク……、とハルメアスの触手?!
ハルメアスに串刺しにされるミラーク。
ハルメアス「まあいい。新しいドラゴンボーンが私に仕えてくれるだろう」
待てw
俺はデイドラには仕えないぞw
ミラークからソルスセイムや俺自身を守るために利用しただけだぞ。
ミラーク「私のように、献身が報われることを祈ろう!」
ラムリーザ「お前何も献身しとらんかったがなw ソルスセイムの人々や俺に迷惑かけてただけじゃないかww」
ハルメアス「ミラークは私に対する反逆を目論んでいた。奴の例から学ぶんだ。忠実に仕えれば、十分な見返りが与えられる」
やべっ、俺、デイドラにはとことん逆らうのが信条なんですがー(;´Д`)
ラムリーザ「おっ、おおせのままにぃー(´・ω・`)」
そしてハルメアスにとどめをさされるミラーク。
ミラークは骨だけになってしまった。
こいつがドラゴンにやってきたように、骨を飾り付けてみせしめてやってもいいのだが……
そうするとこいつと同レベルになで落ち込んでしまうことになるのでやめとこう。
決着はついたのだ。
これはこのままにしておこう。
真のドラゴンボーンは俺だったわけだな。
勝者は敗者を蔑み、敗者は勝者を呪う。
スポーツマンシップはこうでなくてはな!
それはさておき――
ミラークの仮面だ。
せめてこいつの衣装は、戦利品として持ち帰ってやれw
戦利品として飾るか、第二のミラークとして君臨するか。
それは神のみぞ知るw
中央の台座にある本に手を触れると――
周囲に何か光るものが浮かび上がったぞ?!
これはなんでしょか?
まあいいや。
さて、戻ろう。
………
……
…
ぐおっふぉっふぉっふぉっ
リセッテ「あらおかえり、ミラークを倒してきたのね。やったね!」
ラムリーザ「な……、なぜ普通の反応なんだー?!」
リセッテ「あなたは戻ってくるときは、変な格好してくること多いから、いちいち反応してられないわw」
ラムリーザ「これはミラークの衣装なんだぞ?!」
リセッテ「私ミラーク見たこと無いから」
ラムリーザ「…………(;´Д`)」
ちぇっw
とにかくこれでソルスセイムに平穏が戻ったことは確かだ。
ミラークの存在がソルスセイムの脅威となることは二度とないだろう。
~ Congratulation ~
謎の信者騒動も、これにて完!
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