ヴァーロックの墓にて2 ~調子のいいサースタン~
サースタンと共に、ヴァーロックの墓を探検することになった。
謎を解いたりドラウグルを撃破しつつたどり着いた小部屋には、中央に大きな柱が1つ、周囲に小さな柱が3つある部屋だった。
これはなんだろう?
中央の柱の脇には3つの台座があり、そこにそれぞれ「剣」「弓」「杖」が置かれている。
そして柱にも剣と弓と杖が、それぞれに面した場所に掘り込まれているのだ。
ラムリーザ「なんか分かった?」
サースタン「古代ノルド達はこの墓を作るのにどれくらい時間をかけたのだろう」
ラムリーザ「知らんがな」
リセッテ「3つの武器に、3つの柱」
ラムリーザ「3方向がカギ?」
リセッテ「それぞれの武器で柱に衝撃を与えてみたらどうかしら?」
ふむ……
つまりこういうことか?
すると、小さな柱が光り始めたではないか。
サースタン「ああ、こういう仕掛けか!」
リセッテ「残りも同じようにやればいいのね」
ラムリーザ「剣はリセッテがやってくれ、俺は剣など使いたくない」
リセッテ「別に戦えって言うわけじゃないから、やるのよ」
はーいよっ。
最後は弓だ。
Sniipe!
サースタン「やったな! 次の部屋にはどんな謎が待っているか、行ってみよう」
ラムリーザ「調子のいいおっさんだなー」
サースタン「まずい! 任せるぞ!」
ラムリーザ「なんやねん?!」
部屋に入ったと思ったらすぐに出てくる。
いったい何がやりたいのだ?
なるほどね。
そういうわけか……
部屋の奥にはシャウトが習得できる大成へ向かう壁があるようだ。
とりあえずはドラウグル達を退治してだな……
こんなのちょちょいのちょいだ。
どうだ、サースタンよ感謝しろ。
俺のおかげでいい感じに冒険――
サースタン「大冒険の再開だ!」
ラムリーザ「ほんま調子のいいおっさんだ……(。-`ω´-)」
サースタン「このルーンは消えかけているが、碑文は訳せそうだ」
ご自由に調査してくださいな。
その間に俺は、力を頂くとするか。
シャウトは「忠実:戦いの激昂」でした。
サースタン「ここはミラークという名の相手を倒したガーディアンについて書かれている」
ラムリーザ「ミラークを倒しただって?」
サースタン「要するに、もし間違ってなければ、ミラークは裏切り者だと書いてある。とても興味深いな」
かつてガーディアンという者がミラークを倒したということか。
倒せた者が居るということは、俺が倒せても不思議は無いわけだな!
ここを守っていたドラウグルは、半分に欠けたドラゴンの爪を所持していた。
左半分か……
半分の爪……
半分……
あ
俺は、最初の広間にあった、半分の状態だった爪を差し込む鍵穴を思い出した。
ここで使うものかもな。
半分の爪を差し込むとうまくはまり込み、そして火が灯った。