コルビョルン墓地にて ~墓地で見つけたもの~
コルビョルン墓地で異変が起きている。
ラリスが何か怪しい状況になっているのだ。
そこで、再びコルビョルン墓地に向かうことになったのである。
地下には、「アージダルの予言のヘルム」とやらがあったが、他には特にめぼしいものは無く、奥まで一直線だった。
そして、地下にあった大広間から、ラリスの声が聞こえてきたのだ。
ラリス「アージダル、目覚めを!」
何をやっとるんだあいつは……
アージダルとやらに取り憑かれたか?
次の瞬間、部屋の中央から勢い良く何者かが飛び出してきた。
アージダルか?!
まずいな、ドラゴンプリーストの類だ……
犠牲になった労働者を使役しているじゃないか……
ラリスはアージダルの出現の衝撃で吹っ飛ばされて、そのまま意識を失ったかくたばったか。
とにかくアージダルとやらを片付けよう。
Snipe!
ドカーン!
ふぃ……
ラリス「ああ、何があった? 私は何をしたんだ?」
やっぱり操られていたのか。
ソルスセイムの人々は、よく操られるものだなー。
ラリスも、ここに来てからずっと囁き声が聞こえて、幻覚が見えていたようだ。
鉱山労働者はどうしたのだ?という問いには、分からないと繰り返すだけだ。
もしかしたら自分が殺したのかもしれないとか、「彼」がそう望んだからとか……
大分錯乱しているな。
ラムリーザ「ここには戻って来ない方がよさそうだな」
ラリス「当然だ!『墓地』なんて言葉は二度と聞きたくない! 一生御免だよ!」
ラリスはレイブンロックに戻ると言い、ここでの事は二人だけの秘密にして欲しいと言ってきた。
それと、町で私を見かけたら、力になると。
そう言い残すと、ラリスは町へと逃げるように駆け出していった。
やれやれだ。
さて、自分もここに長居は無用だな。
結局11000ゴールドの見返りは何だったのか……
装備一式だけにしては高くついたな……
――と思っていたが!
こんな所に黒の書が?!