リーチ地方にて ~ジュニパーベリーを集めよう~
ラムリーザ「ところで、ジュニパーベリーってどこに生えているんだ?」
リセッテ「そうね、確かリーチ地方に群生していたはずよ」
ラムリーザ「マルカルスの方か、そういえばブライアハートも頼まれていたんだったな」
リセッテ「じゃあ、リーチ地方に行きましょう」
ミーコ「わんっ」
ソルスセイムで、シルスクのエルマスからジュニパーベリーを集めてくるよう頼まれている。
さらにネロスから、ブライアハートを取ってくるよう頼まれている。
というわけで、ウィンドヘルムに戻るのは後回しにして、先にリーチ地方に向かうことにした。
俺達にとって、ノルドとダークエルフの利益争いなど、大した問題ではないのだ。
というわけでマルカルスに向かった所――
また出た!
ラムリーザ「ほう。服を着ているとは殊勝なことだな」
配達人「またラリスからの手紙だ。ちょっと心配になってきたな」
リセッテ「また何か進展があったのかもしれないね」
ラムリーザ「……でもなさそうだぞ。」
『君が腹を立てていなければ良いのだが、さらに資金が必要になりそうなのだ。時間がある時にでも立ち寄ってくれ。』
ラムリーザ「また金が要るのだとさ」
リセッテ「…………」
どっちみち今はソルスセイムではなくスカイリムに居るのだ。
いずれ立ち寄ってあげよう。
さて、ジュニパーベリー採集から始めよう。
ジュニパーベリーはこのクネクネっとした木から採集できるのだ。
リセッテの言ったとおり、リーチ地方にはこの木が至る所に生えているようだ。
なぜか一本の木から二つしか採集できないけどな!
というわけで、いろいろと回って採集する必要があるのだ。
ラムリーザ「そういえば、エルマスはどれだけ欲しいと言ってたっけ?」
リセッテ「少し持ち帰ってと言っていたけどね」
ラムリーザ「いちいち取りに戻るのも面倒だから、50個集めよう!」
リセッテ「そんなに?」
いくつか持ち帰ると言っても、いくつなのかわからんじゃないか。
そういう時は多めに持ち込むのがよいのである。
川の向こうにも生えている。
暑いし、ちょっと泳いでいくことにするか。
リセッテ「暑いならそのローブ脱げばいいのに」
ラムリーザ「なるほど、裸の配達人になればよいのだな」
リセッテ「なんでそうなるのよw 薄着でもあるでしょ?」
ラムリーザ「シースルーとか?」
リセッテ「知りません」
植物の生い茂るリーチ地方。
橋の上もお構いなく生えている。
街道も大きく茂った木々で隠れているところもあるのだ。
空も透き通るように青い。
夏だな――
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