ペイル地方にて ~フロストミヤ墓地の蒼白の淑女~
さて、フロストミヤ墓地の山賊退治だ。
リセッテを入り口に待たせて、単身奥へと乗り込んでいく。
屯している山賊を射抜きつつ奥へと進んでいく。
見た感じはいつもの墓地と同じだ。
だが、山賊たちは何かにおびえているようだ。
話し声の中に「蒼白の淑女」という単語が出てくる。
彼らの言う蒼白の淑女とはいったい……
墓地の奥は、森になっていた。
地下深くの森――
ここはいったい何なんだ?
地下の森……
――とその時、傍を一筋の光が横切っていった。
奥にいったい何があるというのか?
なんか、戦ってる?
幽霊みたいなのとカジートが……
ひとまず傍観していたら、カジートはすぐにやられてしまったみたいだ。
なんか恐ろし気な相手だな……
霊体に気づかれないようにこっそり接近してみる。
いったい何者なんだろう?
なんともまぁ、ややこしい状態で。
ひょっとしてこれが蒼白の淑女とやらですか。
さてどうしたものか――
一気に片付けるか?
秘技! 三連速射法!!
ドン!
ドン!
ドン!
ふぃ……
ま、こんなもんよ。
このカジートが噂のラジールか。
懐を漁ると、一振りの剣が出てきた。
これが盗み出した剣というわけか……
これで山賊は殲滅できたな。
ついでに蒼白の淑女とやらも片付いたようだが、いったい何だったんだろう?
………
……
…
これがお土産だ覚悟しろーっ
リセッテ「ほんとは剣が使いたくて使いたくてしょうがないのでしょw」
ラムリーザ「そんなことはないはずです(;-`ω´-)」
リセッテ「筋骨たくましいノルドがうらやましいのでしょw」
ラムリーザ「だっ、だれがあんなっ!」
エルフこそ至高の種族なのだ!
……とオンドルマールのおっさんが言ってたよ(^ω^)
おしーまいっ
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