ペイル地方にて ~海賊の船長とフロストミヤ墓地~

 
 スヴァリスは海賊に会う目的でドーンスターに足を運んでるらしい。
 海賊の砦の場所は、船長のスティグ・ソルト・プランクなら知っているに違いないというのだ。
 
 ノルドとダークエルフの利益争いで、ノルドの方の肩を持つ必要は無いが、報酬が目的ということでひとつ、
 久々にドーンスターに行ってみますか。
 
 かつてドーンスターはストームクローク派の怖いおっさんが仕切っていて、おっかない街であった。
 でも今は、穏やかなブリナさんが統治している安全な港町だ。
 季節も移り変わり、雰囲気変わったな。

 今回用があるのは、船長のスティグ・ソルト・プランクだ。
 そういう人は、たいてい酒場に居ると思うので、そのまま向かうことにする。

 船長はすぐに見つかった。
 彼の話では、帝国も住民も戦争で忙しすぎて、海賊を気にしている余裕がないようだ。
 ハルディンという魔闘士が親玉でブラッドホーカースを仕切っているというのだ。
 
 そこで、しかし会合が行われる場所を聞いてみたが、予想通り教えてくれない。
 俺は殴り合いをするほど野蛮な男ではないので、少しばかりの金を握らせてみることにした。
 これまでの経験上、こういった連中には、賄賂が有効なのだ(^ω^)
 
 するとスティグはすんなりと口を開いた。
「ジャフェット・フォリー」というところで会合を開くというのだ。
 
 これであっさりと目的達成。
 あとはウィンドヘルムにもどって報告するのだが――
 
 
 そもそもスカイリムに戻ってきたのは、ブライアハートの採取と、ジュニパーベリーの採取だったな。
 ちょっと寄り道して行きますか。
 
 酒場から出るときに、一人の帝国軍兵士とすれ違った。
 ここは帝国領だから当然といえば当然だが、彼は一言――
 
帝国軍兵士「フロストミヤ墓地には気をつけろ。今では廃墟に山賊が住んでいるそうだ」
 
 ――だとさ。
 
 墓地荒らしの山賊かぁ……
 
 スカイリムの治安向上のため、ついでに殲滅しておきますか。
 山賊は野放しにしていたらろくなことないからな。
 それを言えば、海賊もか……
 
 
 というわけで、さらに寄り道して「フロストミヤ墓地」にも向かっておくことにしましたとさ。

 ここがフロストミヤ墓地。
 外には山賊の一味が立っているようだが、とくに敵意は無さそうだ。
 ――というより無関心というか。
 
 ここでいったい何があったと言うのだ?
 気になるのでこの賊の懐を探り、出てきた日誌を見てみることにした。
 
 どうも仲間とともにここへ「剣」を取りに来たようだが、「蒼白の淑女」というものに襲われているようで。
 
 いったい何者だ?
 
 
 とりあえず中に進むことにした。
 蒼白の淑女も気になるが、山賊も始末しないとな。

 ふむ……
 さっそく山賊がいますな。
 何か言っているようだが?
 
山賊A「ラジールはいつも彼女を厄介事に巻き込んでいたよ……」
山賊B「でも、ボスの剣を盗むって? 彼、死にたいのかしら?」
 
 ラジール?
 日誌にも名前がでていたな。
 蒼白の淑女にうなされていたような感じだったな。
 
 
 さて……
 
 
ラムリーザ「リセッテはここで待っていてもらった方がよさそうだな」
リセッテ「そうね、気をつけていってらっしゃい」

 って、住み着くつもりかい。
 
 
 まあよい。
 
 山賊退治に向かいますか。
 
 
 
 




 
 
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Posted by ラムリーザ