救いと破滅、そしてミラークと同じ道……
アポクルファでハルメアス・モラに遭遇し、「精神、服従」のシャウトを取得した。
しかしミラークに対抗するためには最後の言葉も得なければならないのだ。
そのためには、スコールで長年に渡り秘密とされていた知識を、ハルメアスに代償として支払わなければならないのだ。
ふぃ……
リセッテ「あ、戻ってきた」
ネロス「どうなった? 何を目にした?」
ラムリーザ「不本意ながら、ハルメアスに仕える事になっちまったい」
ネロス「となると、驚くほど正気を保っているな……」
リセッテ「この人は普段から割と正気じゃないから、丁度良かったのかもw」
ラムリーザ「うるさいよw」
ネロスにハルメアスが、スコールの知識を求めているということを話すと、いろいろと考えることがあると言った。
どうやら、黒の書の残りを見つける方法について、考えが浮かんだらしい。
急いでテル・ミスリンに帰るというので、ここで別れることになった。
さて、我々も帰るか。
――と、チャルダック遺跡から出てきた我々を待ち構えていたものは!
銅鑼をゴーンと鳴らして、ドラゴーン!
待ち構えていたのか?!
またミラークがハイエナのマネをやりに来るからスルーしようかな、とか思うのだが……
丁度帰り道になる所で大暴れしているのだ。
退治しないと帰れそうにないな。
クロサルハー「ミラークが戻れば、万物がその前にひれ伏す事になる」
ラムリーザ「いや、その役目は俺のものだ!」
リセッテ「何ですって?」
ラムリーザ「いや、なんでもなかとですばい(。-`ω´-)」
ってか、このドラゴンはミラークの肩持ってやがるな。
ミラークの僕にでもされたか?
降りてきたところに必殺の一撃だ!
ミラークから解放してやろうではないか。
――退治してしまうことになるが……
まあよい。
今回は魂を吸収できた。
どうやらハイエナ野郎は現れなかったようだなw
ドラゴンの魂が欲しければ、自分で狩って回れってーのっ!
リセッテ「あなた、ちょっといいかしら?」
ラムリーザ「なんぞ?」
リセッテ「ハルメアスに何を言われたの?」
ラムリーザ「いや、知識と知識の交換とか言われただけだが……」
リセッテ「それだけ?」
ラムリーザ「なんだよ?」
リセッテ「さっき口走った『その役目』ってのが気になって……」
ラムリーザ「……いつもの戯言だ」
リセッテ「だといいけど……」
うむ、人を操る力のことか……
この力があれば、ミラークのように人を操って好き勝手できるんだよな。
なんという力を得てしまったんだ。
そういえばスルトンは言っていたな。
俺はミラークと同じドラゴンボーンだと。
その事が救いとなるか、破滅になるか……
そしてこの先はミラークが歩んだものと同じものなのだということを……
確かにその通りだ。
いろいろと人生について考えさせられるな……