黒の書、再びアポクリファへ
チャルダック遺跡の黒の書は、上層部に蒸気を送り込むことで保護ケースから取り出すことができた。
ネロス「さあ、ここは譲ろう。お前は最初に見る権利がある」
ラムリーザ「いえいえネロス殿、あなたこそ先に見る権利がある」
ネロス「どうぞ、先に見てくれ。今はちょっと手がふさがっていてね」
ラムリーザ「いえいえ遠慮なさらず、何も持っていないじゃありませんか、ささどうぞ」
ネロス「いいから読みたまえ。これだけの手間をかけたのは、遠目から鑑賞するためではないのだぞ」
ラムリーザ「そうはいってもネロス殿、マスターウィザードを差し置いて先になど」
リセッテ「コホン!」
…………(。-`ω´-)
わかったよw
じゃ、行ってくる。
うにょ~ん、うにょ~ん。
辿り着いた場所は、雰囲気こそ似ているが、また別の空間のようだ。
目の前では大きな筒のようなものが左右に揺れている。
揺れているのは通路だった。
通路が左右に揺れているので、タイミングを見て飛び乗らなければならない。
なんかアスレチックな場所だなー。
揺れているので気持ち悪い、酔いそうだ……(;´Д`)
降りるときも一緒だ。
タイミングよく、飛び乗る。
本当は正面に本が見えているのだが、橋を架けないと進むことができないようなのだ。
橋をかけるには台座を操作しなければならないのだが――
おっと危ない。
黒く濁った水の中から、黒い触手が出てきて邪魔をする。
触手プレイは趣味じゃないのだがなぁ……
もちろんバリマンドも趣味じゃないぞ!
台座を操作し、橋をかける。
そして左右に振れている通路が戻ってくるタイミングで、再び通路に入て中央を目指すのだ。
第二章?
つまりこの場所は第一章ってことか?
俺は本の中の登場人物を演じているのか?
まあよい。
さて、第二章に入った。
そこは紙切れの舞う筒状の通路だった。
言っておくが、俺がちらかしているんじゃないぞ。
このチラシがかってにグルグル舞っているんだ。
筒状の通路の先にあった台座を調べると――
視界が広がった!
第二章の舞台は整った!
――ってやつですかな。
なんか居るし……(;´Д`)
風の岩や太陽の岩から出てきた奴に似ているぞ?
第二章のクライマックスは、決闘であった!
狙撃手とルーカーの戦いの行方は――
次回に――、続かんw
こんなの、ちゃちゃっと終わらす!(`・ω・´)
というわけで、第二章終わり。