チャルダック遺跡にて2 ~5つのキューブ~
黒の書を求めてチャルダック遺跡にやってきた。
しかし、部屋に蒸気を送り込まないと、黒の書を取り出すことができないのだ。
そこで蒸気を送り出すボイラーを求めて、エレベーターを使い遺跡の奥へと進んで行ったのだ。
そこは、水が溜まった広間であった。
ネロスの話では、ここをノルドが征服しようとした時、ドゥーマーは街全体を海に沈めて、敵が諦めるのを待ったという。
つまり、内部に溜まった水をどうにかできる仕組みがあるというわけだ。
見ての通り、街の下層はほとんど水没している。
だが、前述の通り、古いドゥーマーのポンプがまだ使えそうなのだ。
ネロスが持っていたキューブを台座に設置すると、溜まっていた水が引き始めた。
水が引き、そこに現れたものが4つのボイラーだという。
このボイラーを使って、上層に蒸気を供給するのだ。
そのためには、残り4つのキューブ、合計五つ探し出す必要があるわけだ。
だがほとんどのキューブは下層に移動されたという……
他の層へ移動するために、いったんここに設置したキューブを回収する事になった。
再び水に浸る……
回収したキューブを、今度は扉の前で使用するのだ。
この遺跡には、開くためにキューブが必要な扉があるのだ。
キューブを設置すると、扉のロックが解除され、先に進めるようになったのだ。
進んだ先に、キューブが一つ置かれていた。
他のキューブも、簡単に見つかるといいんだけどなぁ。
ここはチャルダックの大工房。
この街の絶頂期には、完全なオートマトンを一日で組み上げたと言われている。
レッドマウンテンの戦いにおけるドゥーマーの軍勢は、ここから来たに違いない。
……とまぁ、ネロスの説明を聞きながら進むわけだ。
俺はそんな話、知らないからなっ。
だが例に漏れず、ここも水没している。
ネロス「先へ進むには、水位を下げなければならないようだな」
ラムリーザ「さっきのキューブを?」
ネロス「そうだ。こうした柱が、部屋のポンプを作動させるのだろう。まだ動いていたらな……」
ネロスの言うとおりにキューブを設置してみる。
すると水位が下がり、下層へと進むことができるようになった。
同時にドワーフスパイダーが暴れ始める。
めんどくさいのでネロスにお任せの図。
さて、チャルダックの大工房下層部。
工房というだけあって、まだ動くやつも残されていた。
邪魔をするな、ポンコツめ!
ネロス「さて、工房の北側にある扉までどうやって上るかに注力するべきだな」
北側の扉か……
扉の位置は高い場所にあって、ジャンプして届く距離ではない。
橋を架けるかどうにかして、そこに辿り着く手段を考えなければならない。
手前にはキューブを設置する台座があるが……
周囲を見渡してみると、南側にも扉があることが分かった。
南側の扉には行くことができたが、その先は道が崩れていて先に進めない。
やっぱ北側か。
さて、どうするかな?
続く――
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