ミラーク聖堂にて ~ドラウグルの癖に……~
ミラーク聖堂で隠し通路を発見し、先に進むことにした一行。
俺は全然意識してなかったが、彫像の数が奥に進むたびに増えているそうだ。
そしてこれが彫像。
フリア「そのハンドルを引く栄誉は、あなたに譲るわ。あの彫像の口に手を近づけたくないの」
ラムリーザ「ノルドの癖に勇気無いのぉ(^ω^)」
ハンドルを引くと、背後の床が開き、下に向かう通路が姿を現した。
何も罠は無いじゃないか。
まぁ、ミラークに操られなかった最後の一人だということで、必要以上に慎重になっているというのも分からんでもないが……
ハエトリグサみたいな篝火だな。
なんかこれは欲しくなったりして。
リセッテ「なに見つめているの?」
ラムリーザ「この篝火、家に飾りたくない?」
リセッテ「あまりいい趣味じゃないわねぇ……」
ラムリーザ「左様でごじゃるか?」
板張りの通路を通り抜けた先は、広い空間になっていた。
遠くにドラウグルが居ますねぇ……
こっそりと近づいていく。
どうせフリアやわんわんお、最近ではリセッテも突っ込んで行くのだろうがな!
スケルトンも多いな。
これは任せてもいいだろう。
俺の注意はドラウグルにある、スケルトンなど雑魚だ。
この場に居るドラウグルは二体。
手前のドラウグルはフリアが引き受けることになった。
その間に奥に居る奴はここから狙撃で……
ロ……ダ!
前半部分は聞き取れなかったが、唐突に奥に居たドラウグルが叫ぶ。
うおっ!
俺は間一髪避けたが、戦っているフリアとドラウグルが吹き飛ばされる。
これは「ふすろだ」だ……
ドラウグルの癖に「ふすろだ」放ってくるなんて生意気だぞー!
こいつもドラゴンボーンかよ全く!
話がややこしくなるからくたばってろった!
タダでさえ真のとか偽とかのドラゴンボーン騒動が起きているのに、ドラウグルまでドラゴンボーン正当性大会に参加してくんな!
もう一体のドラウグルも、フリアによって仕留められたようだな。
さて――
この広間の正面にあったものは、なんだかよくわからない彫像だった。
デイドラのハルメアス・モラっぽい気がするが……(。-`ω´-)
ここはハルメアスのデイドラ神殿だったのか?
しかし長い旅だな。
ミラーク聖堂は、かなり層が深い所まであるようだ。
なかなか目的地まで辿り着かない……
そもそも、何が目的なのだ?
ミラークについて、何か分かることがこの先にあるというのか?
続く――
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