テル・ミスリンにて ~巨大キノコの屋敷~
フロストモス砦の東に、巨大なキノコを遠くに見かけた。
キノコが何なのかを確認してみたくなったので、先にちょっと寄っていくことにしたのだが――
なんか巨大な虫が?
別に襲い掛かってくる様子は無いが……
裏に回ってみると、背中に乗れるよう橋渡しがしてあった。
なんだありゃ?
傍にはリーバス・サルバニという者が居て、あの虫のようなものについて教えてくれた。
あれはシルトストライダーと言って、モローウィンドでは主に人や物資の運搬に使われているというのだ。
今ではシルトストライダーは非常に珍しく、見るためにたまに人がやってくるそうな。
なるほどね。
普通運搬には馬車とか使うものだが、やっぱモローウィンドは変わっているや。
さて、キノコについてだ。
この辺りにはなぜかキノコが生えまくっている。
そして、キノコでできた家のようなものまであったりする。
キノコの中に住んでいるのか?
そして巨大キノコの下では、一人の男性が何やら実験をしているようだ。
彼の名前はタルヴァス。
なんでも「アッシュ・ガーディアン」を召喚しようとしているのだ。
しかしなかなかうまく行かないようで、四苦八苦している。
とりあえずがんばるのはよいが、面倒は起こすなよ。
つまり、ここは魔法関連の場所ってことかな。
しかし辺り一面のキノコ!
キノコキノコキノコキノコ――
この先生きのこる!
リセッテ「じ~っ」
ラムリーザ「なんね(;-`ω´-)」
こほん
ここはテル・ミスリン。
テルヴァンニの著名なウィザードであるマスター・ネロスの家。
ちなみにテルヴァンニ家は、モローウィンドを支配している五大家の一つであり、マスターウィザードを擁する大家だ。
モローウィンドでは、テルヴァンニが特殊なキノコの胞子から建物を育てている。
そしてマスター・ネロスがここに自宅として一つ育てたというのだ。
それがこれだ。
でかすぎて下から見上げると何が何だかさっぱりだw
中に入ると、そこは狭い空間だった。
まぁ、根元はキノコの柄の部分だからそうなのだろうがな。
よく見ると青白い光が上に向かって伸びている。
その光に触れると、身体が浮き上がったのだ。
オンマンドじゃないが、魔法ってのはすごいなぁ……
青白い光を抜けた先は、ちょっとした広間になっていた。
ここがキノコの傘の部分か。
マスター・ネロスの仕事場がここの様だな。
一応スカイリムの魔導師大学代表として、一度会っておくべきだよなー。
ネロスはマスターウィザードのようだが俺は一応アークメイジ、俺の方が格上だから怖くないぜー。
一応、一応アークメイジだからなー(;´Д`)
前の話へ/目次に戻る/次の話へ