アポクリファにて ~黒の書、変化の風~
ザークリソスを退治し、壁画から新たなシャウトの力を得ることができた。
遺跡の奥に隠されたものというのは、この力のことを差していたんだろう。
後はここから脱出するだけだ。
というわけで、先に進んだのだが――
黒の書?
何だろ、読んでみようか。
よっこらせっと。
でかい本だ、床に置いて読もうかな。
しかし、なんか視界がぼやけて読みにくいなーっ
………
……
…
はっ?!
ハルメアス「また、知識を求める者が我が領界に入ってきたか……」
ラムリーザ「ここは誰? 私はどこ?」
ハルメアス「私はハルメアス・モラ。運命の王子であり秘密の王である。ここはアポクリファ。すべての知識が貯蔵されている」
気がつくと、見知らぬ場所に立っていた。
ここはどこだ?
そしてハルメアスと言えば、デイドラだ……
デイドラには逆らってやるのが、ここんところの俺の流儀になっているのだが。
こいつに逆らうにはどうすればいいのだろうかなー?
ハルメアスは、ここに隠された秘密を解き明かす知恵を証明するとか言っているが、
ならば証明してやらね!(`・ω・´)
とっととこんなところ脱出――
――というか、何故ここに居るのだろう?
黒の書とかいう本を読んでいただけなのに……
などと考え込んでも仕方ないので、とりあえず先に進むことにする。
左右背後は、妙な色で輝く海のような物で取り囲まれているので進むしかないのだ。
まさかここ、オブリビオンの世界じゃないのか?
床には本のページが散乱している。
そして、海のような所から、触手が飛び出してきて邪魔をする。
気味悪いところだなもー。
「はなまどう」再び出現(;´Д`)
シーカーと言うが、そんなの知るわけが無い。
シーカーってあれだろ?
小さい金色のボールを取る役目で、取ったら勝ちになる奴だろ?
ウラッグ「クィディッチならな……」
…………(。-`ω´-)
シーカー召喚という呪文の書を手に入れたが……
こんなもの召喚してもなー。
どうせリセッテは気味悪がるだけだろうしなー。
事実、近くでじっくりみると、気色悪いやw
ってか、この領域にリセッテ付いてきていないや。
黒の書を読んだ者だけが入ってくることができるということだな。
さて、この領域アポクリファだが、門が閉ざされていて先に進むことができない。
しかし、これを触ると門が開く仕組みになっているようだ。
そんなこんなで奥へと進んでいく。
シーカーを蹴散らし、なんかボスみたいなのを蹴散らし、一番奥に辿り着くと――
そこにはまた大きな本が置かれてあった。
これも黒の書、しかし変化の風という題が付けられている。
開くと、本から3つの光が飛び出してきた。
どうやら以下の3つの力を得ることができるようだ。
1.学者の洞察:スキル書を読むと追加スキルポイントが付与される。
2.同胞の洞察:使用者の従者が、使用者の攻撃、シャウト、破壊呪文のダメージを受けなくなる。
3.恋人の洞察:異性に対するダメージが10%増加し、取引価格が10%改善する。
誤爆防止に、「同胞の洞察」を得ておこう。
これで「わんわんお」の尻を射抜くこともなくなるだろうw
――と思ったけど、シャウトと魔法か。
まいっか。
………
……
…
気が付けば、黒の書が置いてあった元の場所に戻ってこれたようだ。
リセッテ「身体が半透明になっていたけど、大丈夫?」
ラムリーザ「なんか、本の中にでも入ったみたいだった」
リセッテ「まぁ、無事でよかったわ。心配したんだから……」
というわけで、デイドラを利用したのかされたのか分からないが、ハルメアスの領界アポクリファの探索は終わったのであった。
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