10章 だから美しい プロローグ 第1話~第6話 世界の再生 前編、世界の再生 後編、感情の排除 前編、感情の排除 後編、問い 前編、問い 後編
ファンタシースターオンライン2es(以下PSO2es)のプレイ日記の続きです。
今回から10章「だから、美しい」という話を見ていきます。
まずはプロローグから始まります。
序文より――
【深遠なる闇】はいつだって……わたし達を見ている。
きっと、誰の心にだって簡単に闇は巣くう。
憎しみや、悲しみ……、欲望は勝手に肥大していく。
幸せや優しさを、忘れるのと同じくらい簡単に……
優しさを受け取れる人でありたい。
幸せを分けられる人でありたい。
悲しみや憎しみに、負けない強いあなたのように、わたしはなりたい。
だから……きっとわたしは、あなたのその美しいフォトンに導かれたのかもしれない。
肉体が消滅するより、恐ろしいこと。
ロード様に……存在価値が無いと言われる。
それが何よりも、恐ろしい。
(レヴィ談)
私は両親から愛されていると感じたことなんて……一度もなかった。
だから、貴方が羨ましかった。
家族に愛されて……まっすぐに育った貴方が。
(アネット談)
人間は弱いからね……、否定され続けると、そう思うこともある。
他者から承認されたい、受け入れられたい……
だけど、それが叶わなかったとき……
相手の望む姿、能力、性格になろうとする。
それで、受け入れてもらえるならって……ね。
(ブルーノ談)
誰だって、誰かに必要とされたくて
誰だって、誰かに愛されたくて
誰だってきっと、寂しくて弱い。
貴方は誰よりも、他人が傷つくことに心を痛めてきたって……私は知ってる。
側で、見てきたから……貴方が誰か、私たちがよく知っているわ。
だから……不安になんて、ならなくていい。
(アネット談)
オレはたぶん、ウェポノイドが羨ましかった。
嬉しいって思ったんだ。あんな風に心配されて、優しくされたかった。
あいつに、ジェネにありがとうって、伝えて欲しい。
(フェル談)
それでもわたしは……
人は強くなれると信じたい。
弱い自分を受け入れて、誰かを愛してあげられる人に。
ロード……
この世界を全て恨んで憎むのは、きっと辛いことだとわたしはそう、思う。
といった感じに、今回のプロローグはほぼ全てがモノローグだったり回想シーンでした。
ストーリーの進行としては、ザッカードの心肺が停止して、死亡を確認してしまったところでした。
続いて1話、世界の再生 前編という話に続きます。
ロードは、ジェネを取り込む準備は整ったということで、ザッカードは必要なくなったというのです。
このままではロードがダークファルスになってしまうので、それを止めなければならないのです。
しかしロードは、ダーカーをけしかけてくるのでした。
続いて2話、世界の再生 後編という話に続きます。
ダーカーを蹴散らすと、ロードはブルーノたちをどこかに飛ばしてしまいました。
そしてジェネを取り込み、ダークファルスとなりこの世界を創り直そうとしました。
気が付くとブルーノは、先ほど通った道に戻されているのでした。
続いて3話、感情の排除 前編という話に続きます。
ロードが考えるに、ザッカードを生かすのは酷ではないかとのことでした。
彼は自分の犯した罪の重さに耐えられただろうか?
赦しとは、弱者にとって最も重い罰になるのだから。
そしてロードが作る世界には、感情に振り回される弱い人間は不要とのことでした。
新たな世界で生きるに相応しい人間を、ロード自身が選択するというのです。
そして完璧に制御された、寸分の狂いもない世界を創るのです。
そこにはレヴィのような忠実な駒は必要だが、そこに承認欲求が生まれた瞬間、不要になるのでした。
欲求は次第に他者との比較をはじめ、優劣の差から劣等感を生むことになる。
それらを排除して初めて、狂いのない完璧な世界が創れるのです。
しかしそんな世界を、ジェネは望んでいないのでした。
一方ラムリーザとアネットの場面。
モアやブルーノとはぐれてしまったようです。
ダーカーが襲い掛かってきたところでおしまい。
続いて4話、感情の排除 後編という話に続きます。
アネットたちが合流しようとしている間、ロードとジェネの問答が続いています。
感情を取り除きたいロードと、感情があるから誰かのために頑張れる、強くなるというジェネの間で、意見がことごとく合いません。
そこでコンピューターがジェネの意識を20パーセント停止、次のステージへ進みますと報告しました。
続いて5話、問い 前編という話に続きます。
ブルーノとモアを探して彷徨っていると、そこにダンテが現れました。
メインシステムを消去できれば、ロードはジェネを吸収できません。
そしてダンテは、システムにアクセスすることができるのです。
そのためには、ザッカードが残したロックを解く必要があるようです。
続いて6話、問い 後編という話に続きます。
さて、メインシステムが格納されている制御室にやってきました。
それを完全消去するには、パスコードが必要になります。
そこでパスコードとして、研究者に必要なものは何か尋ねられました。
ジェネと答えてみると、アネットは「ジェネに託したものは、平和な明日への想い」だと答えました。
ザッカードは、研究者に必要なものはその「想い」だと言いたいのではないか、と。
結局同じ問いを聞かれたので、今度はイノセントと答えてみました。
するとロックが解けたのでした。
イノセント――つまりザッカードは最後まで主張を曲げなかったのです。
ウェポノイドは、つまりイノセントブルーは正しく使われるべきだと。
そしてメインシステムは、消去されてしまったのでした。