第二百二十七夜 エピソード5-43 ~フローの願い~
ファンタシースターオンライン2プレイ日記の続き、2024年6月7日分です。
今回は、引き続きエピソード5を見ていきます。
まずは「フローの願い」というバトルありのストーリーです。
ストーリー概要では、辿り着いたイス=アルスの首都、象徴の間。無邪気な様子はそのままに、ただ遊び相手を求め続けるフローは、守護輝士が来る時を待ちわびていた、となっています。
イス=アルスの怪物の圧倒的な物量の壁に、クエント軍は押し込まれています。
ハリエットは予備選力を逐次投入して、防衛線を下げずに持ちこたえているのでした。
でも兵力の逐次投入って、戦術としてよくない風なことを聞いたことがあるのですが……
その頃、ラムリーザはクラリッサと共にイス=アルスの首都に辿り着いていました。
しかしここまでに誰一人見かけませんでした。
クラリッサが言うに、国事を司っていた者達も、ここで暮らしていた人も、首都の人々は全滅したとこのことでした。
フローの遊びでみんな滅んでしまった、だからフローは次の相手を探し始めたのです。
その相手がクエントであり、ハリエットであり、守護輝士だったのです。
どちらも同じような内容ですが、よく冷静でいられるね、と答えておきましょう。
クラリッサは「それは……」と答えただけで、象徴の間に向かっていきました。
象徴の間ではフローが待っていました。
おかえり、という所が何だかほのぼのとしていますが……
フローはクラリッサに、遊び相手を連れてきたんだね、と言いました。
実はクラリッサはもう死んでいて、今ここに居るのはフローによって作られたもの、フローの意のままに動くものでした。
だから、フローが友を求めるならそれを連れてくる、それが使命だったのです。
クラリッサは最初、救いたいと言っていました。
それも嘘だったのでしょうか。
クラリッサはここでも「それは……」としか答えられませんでしたが。
しかしここで、フローはクラリッサを消してしまいました。
でもフローは、クラリッサはいくらでも作れるよと言ってきました。
フローはクラリッサだけでなく、他の人や魔物も作り上げてしまいました。
シェラが言うに、それは増殖魔法や模倣体だけでなく、アカシックレコードの記録から作り出しているのかもしれない、とのことでした。
こうして見慣れた双子の姿になり、壊れないおもちゃである守護輝士と遊ぶことになりました。
ここでバトルシーンが入りましたが、あっという間に終わりストーリーでの戦いに移りました。
しかし、ラムリーザの力でもほとんど効いていないみたいです。
もうやめるんだ!
こんな戦いに、何の意味がある!
選択肢が台詞として繋がっています。
しかしフローには、どうしてやめなきゃいけないのか、戦うのに意味なんて必要なのか、遊びに意味が必要なのかと疑問だらけです。
だったらなぜフローはひとりぼっちならなければならなかったのか? どうしていつもたったひとりで閉じ込められなければならなかったのか? と尋ねました。
フローは誰かに会いたかったのです。
誰かと一緒に居たいし、話し相手や喧嘩相手が欲しかったのです。
だからフローは友達を作って、選ばれて、声のするままに力を使ったのでした。
そこに、クラリッサが現れました。
イス=アルス版ではなく、過去の映像に出てきた姿ですが、何か意味があるのでしょうか。
クラリッサは、【双子】の原初は孤独にある。
それを貴方に救えますか? と尋ねてきました。
ここはもちろんと答えるしかないでしょう。
どう救うのかはよくわかりませんが……
クラリッサは、ならばあの子を救うために導きましょうと言いました。
クラリッサは、もう終わりにしましょうと言って、フローを後ろから抱きしめました。
どれだけ強力な力を持とうとも、フローは子供で常に一人だった、それを忘れたクラリッサたちに責があると言って。
壊すことでしか他を感じ取れなかった原初の子供、それももう終わり、終わらせるときが来たのです。
寂しいのは嫌だというフローを、クラリッサ諸共くし刺しにするラムリーザ。
こうすることが救いになるのなら、仕方のない事でしょう。
二人に触れた瞬間、再び精神世界のような場所に飛んできました。
フローはフローであり、双子でもある。
フラウはフローから生まれた自分。
どっちがどっちだかもう覚えていないけど、そんなものはどうでもいい。
利用していたのかされていたのかも、覚えていない。
それでもよかった、ただ楽しければよかったのです。
でも、フローは今は楽しくないのです。
なぜなら、自分たちを利用しようとしている奴が居るからでした。
フローの力も、そいつにずいぶん持って行かれてしまっているのです。
深淵なる闇でしょうか?
だからフローは、自分の力をラムリーザにあげるから、そいつを止めて欲しいと言いました。
そいつが居なくなれば、争いがなくなるはずだから。
どういう風の吹き回しなのでしょうか?
それはフローの原初の願いは最初から一つ。
争いのない世の中を作って、みんなで楽しく遊ぶことだったからです。
こうしてラムリーザは、双子の力も手に入れたのでした。
これで4体のダークファルス、全部受け入れてしまったよ。
頭の中がごちゃごちゃしてきそうですが、大丈夫でしょうか。
元の世界に戻ってきたラムリーザですが、その脳裏に一瞬仮面の姿が浮かび上がりました。
その後、何故か意識を失ってしまいましたが、シエラの呼びかけで復活。
シエラの話では、フローはクラリッサに抱かれたまま消えていったのです。
同時に彼が生み出したものもすべて消えてしまいました。
そしてフローを利用している存在は、エルミルのことだと。
深淵なる闇ではなかったか。
でもエルミルと深淵なる闇の間にも、何か関係がありそうなのですけどねぇ……
今この場所にはエルミルの反応はありません。
でもこれでイス=アルスの魔物増殖は落ち着くでしょう。
急ぎ、ハリエットと合流することになりました。
イス=アルスの魔物増殖。
その根源であるダークファルス【双子】は守護輝士によって打倒されました。
最前線でハリエットに迎えられましたが、国境での戦いはまだ終わっていないようです。
増殖の根源を断ったことにより、数は減少しています。
しかし、押し寄せてくる魔物種は、いまだに尋常ならざる規模なのです。
ハリエットは、マルガレータの時のような、すごく嫌な予感を感覚的に感じ取っているようです。
シエラも終わった感じがしないのは同じなのでした。
ここでエピソード5、チャプター5、象徴との遊戯が終わりました。