ショコラ ~maid cafe “curio”~ Standard Edition 第23回 香奈子ショートストーリー
ショコラ ~maid cafe “curio"~ Standard Edition のプレイ日記です。
今回は、香奈子ショートストーリーを見ていきます。
香奈子ストーリーの本編は終わったのですが、香奈子ショートストーリーというものが出てきたので先にこれを終わらせます。
過去の回想シーンで、香奈子と翠の初対面からスタート。最初から香奈子は、そっけない素質を持っていたんだね。
それから現代に場面が移り変わって、どうやら大介と香奈子の結婚式で使うドレスの打ち合わせだけど、何故か翠と来ている。
卒論がノってきたといっても、打ち合わせに来られないぐらい忙しいことはないと思うんだけどなぁ……
あと文学部でしょ? 卒論って何をするんだろう?
香奈子さんの場合は、作品を一つ仕上げて、でしょうか?
自分は理系の研究系だったので、実験してそのレポートを書いて提出したら卒論終わりでしたけど、文系の文学部はわかりません。
この地点で、香奈子と結婚して大丈夫か? という疑問が沸いてくる。
結婚した後の生活が不安だと感じる順番は、真子>香奈子>美里>さやか>すず>翠、ですかね。結婚するなら翠みたいなのが一番いいよ、うん。真子さんは好きだけど不安だよ、壷とか買うし……(謎)
次にブリックモールのシーン。
この舞台は、次回作のパルフェではメイン舞台となるわけだけど、その構想はショコラが作られた地点で出来上がっていたということでしょうか?
この場面で花鳥玲愛も出てきますが、このキャラもショコラの地点で出来上がっていたキャラだというわけですか……
花鳥玲愛なぁ、昔元気な頃に初めてプレイしたときは、割と良いキャラしていたと記憶しますが、今現在、病んで疲れた状態の自分に突っかかってこられるとキツいものがあります。
でも仁に対しては喧嘩腰でも、大介に対しては真面目な後輩って感じで接してくるのが新鮮というかなんというかですね。
いつになるかわかりませんが、いずれはパルフェもリプレイしてブログにまとめてみようと思っているのですが、うーん、玲愛が怖い(^ω^)
パルフェの話は後日に置いとくとして、香奈子はやはり結婚式にそんなに真剣じゃないみたいです。
それだったら無理に式を挙げなくてもいいんじゃないかな?
最近では、結婚式を挙げないって人も増えているらしいし、2003年ぐらいだとそんな風潮は少なかったかもしれませんが、この2018年にショコラが作られたら、大介と香奈子の結婚式は挙げないってことになりそうです。
しかし美里との結婚式とは、意気込みが違いすぎる。
そういえばrippleでは、結婚式についてはどのルートでも触れられなかったな。
それとプレイしていて思ったことは、左上に日付が出ないから時系列がうまく把握できないということでした。
過去と現在が交互に出てくるので、時の流れというのはある程度わかるのですが、具体的にどの辺りの出来事というのがわかりません。主に過去の回想シーンで。
過去のシーン、なんとなく察するに、駆け落ち失敗後ということがわかるぐらい。ダメだな、上手く話を読めない。だから今回の話は感想も書きづらいな……
ただ、香奈子は大介のことが忘れられないということだけは分かります。
というわけで仕方ないので、美里ルートでの香奈子の様子を観察してみました。というのも、どのルートを選んだとしても過去は変えられないので、この回想シーンで見たことを踏まえて見返すと面白いかなとか思いましてね。
まず美里ルートエピローグの披露宴で、翠に「披露宴では、泣くなよ? あとで二人のときに胸貸してやるから」と言われて香奈子は困惑します。
次に美里の晴れ姿を見て香奈子は「いいなぁ、そろそろしよっかな」とつぶやきます。大介は「香奈子さん、相手いるのかな?」と完全に香奈子のことは過去の人扱いですね。人の想いは変わるものなのです。
次にさやかルート、香奈子は全然出てこないのでパス。
そしてすずルート。香奈子の想いが見えるのは、6月23日に翠と二人で大介にすずとの出来事を問い詰める時です。
香奈子と翠の具体的な特徴を言って、彼女にするならとっち? と大介に尋ねてくるのですが、その話の最後で少しだけ触れていますね。
香奈子は翠に「大介の彼女というのはどのくらい本気だったか?」と問い、翠は「本気なわけない、半分ぐらい」と答えます。それに対して香奈子は、「その程度か」とつぶやくのですよね。
大介は、それぞれの話では選んだヒロイン一筋になっていますが、香奈子の方には未練が残っているというのがわかります。
ああそうだ、今回の話の過去のシーンで、香奈子はむっちゃ翠のこと嫉妬しているんですよね。自分の知らない大介を翠はいろいろ知っているとか。
真子の話は問題ないかもしれませんが、翠の話では一波乱ありそうですね。
そして何故か翠と二人きりのクリスマスパーティの話。香奈子さん、そこまで忙しいか?
翠が二号店に来ない理由が分からないのが、香奈子ルートの欠点だと私は考えていました。それは、翠ルートをプレイすることで、なんとなく予想は付くことができたのですが、実際のこの時点ではわかりませんでした。
翠のルートについては後で述べたいけど、この件に関しては今語っておきましょうか。
香奈子ルートでの翠の行動に大きく関わっているのは、バラさんの存在だと私は考えています。
個別のルートに入るまで、香奈子と翠の共通パートの進め方はほぼ同じになります。ということから、翠はバラさんが好きで他の男は好きになることはない、と熱愛宣言するイベントが入るのです。しかし、翠ルートでは翠はバラさんに告白するが玉砕してしまいます。
そこで、香奈子ルートでは個別に入ってから翠のその後は述べられていないので、翠の告白をバラさんが受け入れた世界線が、香奈子ルートだと考えました。そういうわけで、大介と一緒に二号店に行くのよりも、バラさんと一緒に一号店に残る選択したという流れで香奈子ルートでは一号店に残っていると考えています。
それでも翠は、大介に未練も残っていて、それを断ち切るというのが今回のクリスマスパーティの話だということでしょうね。
しかし翠が居ないと美里が二号店のフロアチーフになるのか。テーブルごと片付けようとしたころと比べて、出世したなぁ美里ちゃんは。
それにしても香奈子ショートストーリー、香奈子とのその後を描いたつもりなのでしょうが、プレイしてみると香奈子よりも翠に興味が行く結果になりました。
大介にまったく女と見られていない翠をメインヒロインに持っていく話ではいったいどうなるのか?
そっちの方が気になる結果となっていました。まぁ香奈子ルート以外は、人の想いは変わるものの一環なのでしょうけどね~。
個人的に今回の流れは感動しましたね。チロルルートと上手く融合しています。
香奈子の書いたチロルのスケッチが、これまたチロルルートで見てきた内容と同じなんだよなぁ。
このチロルの物語を完成させるために、花嫁衣裳の打ち合わせに来なかったり、クリスマスパーティに来なかったり。そのぐらいなら息抜きにちょろっと出られるような気がするけど、まあいいか。
それと今回の記事を書くに当たって、ざっくりとこれまでの話を見返してきたものがあります。
それは、「香奈子が忌避してきた自分を呼ぶ一人称」について、ほんとうなのかどうか調べてみました。
他のストーリーは知りませんが、香奈子編では見落としが無ければ香奈子が一人称を使っているのはこの二箇所だけでした。
前者は店長室で仕事が終わらない大介のところに香奈子がやってくるイベント。後者は6月1日の、画面は真っ暗だけどおそらく具体的に表現したらアウトなシーンでの会話。
それだけでは使っているじゃんってなるかもしれませんが、例えば居酒屋のシーンとか、翠は「あたし」連発するのに、香奈子は一人称まったく使わないんだよね。あと、留年バレの時も「私年上だから」って感じで普通に使ってそうだったけど、全然使っていませんでした。
全然気がつかなかった、というか気にしていなかった。細かいねぇ、物語の作り方が。
香奈子はチロルみたいになるのが憧れみたいなこと言っているけど、ドジで前向きで、決して諦めない。これはチロルという空想に頼らなくても、美里ちゃんという生きた手本が居ると思いますけどねw まあ別にいいけど。
それで大介との結婚生活で、こんなワンシーンが出てきてもいいんじゃないですか?
食事後――
「香奈子、そのテーブル片付けておいて」
「片付けておいたわ」
「あれ? ここにあったテーブルは?」
「物置に片付けておいた」
――しょーもなっ!
まあ大丈夫だよ、香奈子さんは。いずれは童話作家で有名になるという道があるから。
結婚して一番大変なのは真子さんだと思うから(^ω^)
気がついたら壷とか増えていそうだし……
それはそうと、完結したチロルの物語の続きが気になりますなぁ。
最後に恒例の声優情報、秋島香奈子は乃田あす実――私が一番好きな作品であるFOLKLORE JAMで神応寺古都を担当されているようです。
しかし2004年の時点で既に引退されているようですなぁ……
別名義もいろいろあるようですが、ショコラとFOLKLORE JAM以外は残念ながら知りません。
――と思いましたが、韮井叶名義でままらぶの藤枝小雪を担当されていたようです。
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