ショコラ ~maid cafe “curio”~ Standard Edition 第22回 秋島香奈子編 その5 6月30日~トゥルーエンド

 
 ショコラ ~maid cafe “curio"~ Standard Edition のプレイ日記です。
 今回も、秋島香奈子編の続きを見ていきます。
 
 
 6月30日の月曜日、いよいよ最終日となります。
 

 
 月曜日の定休日、この日香奈子が帰ってしまうという情報をききつけた大介は、駅前で朝から張り込みをしていました。
 なぜこの日なのか、電車以外で帰省されたらどうするのか、という問題は気にしないでおきましょう。
 でも日付的には最後なのです。これまでのパターンだと、6月で物語りは終わるっぽいので、この日が30日なのでラストだと思われます。
 
 

 
 香奈子が現れたときに、大介を起こすために何かを頭にぶつけたのは誰? ってなりますね。
 本命の答えだとしたら翠。見張っていて香奈子が現れたのに大介が寝ているから、何かをぶつけて起こしたという線。
 対抗馬は香奈子。なんだかんだで大介に引き止めてもらいたいと思っているから、立ち去るつもりでも起こすというこうどうに出てしまった。
 大穴でファンタジーな展開を期待するならチロル。ママと仲直りする最後のチャンスを逃しそうだから助けに来た。といっても、キュリオ店内以外にチロルの力は及ぶのか?
 
 

 
 というわけで、一緒に電車に乗り込む大介。
 電車の内部の絵を見て、懐かしいと思う私は、2008年の年末、とある集まりの忘年会で名古屋に行って以来電車に乗ったことはありません!
 まぁその後に病を発症したりしてそれどころじゃなかったからね。ようやく記事を新しく書来始めて、昔のゲームブログを心機一転させるために移転させようかなと思えるほどには回復してきました。
 ちなみに私は、名古屋よりも東に行ったことがありません。だから上野とか仙台とか言われても、異国の地にしか思えません(^ω^)
 あー、なんか西日本が舞台のゲームとかない? 昔だったら転地無用ってアニメが岡山をかなり意識していましたけどねぇ……。
 
 

 
 しかし、今回の話を見たら、大介の本命は香奈子なんだなとよく分かる話ですね。
 三年半前の出来事、その後二人のとった行動は目的は同じだったのにとった手段が違ったから誤解が生じて過去の人となってしまったんだよね。
 香奈子は卒業までという限定で残れることになったのでわざと留年した。大介は香奈子が卒業したら中退して香奈子を追って仙台に行くと決めていた。だから香奈子が留年したとき、「何故卒業してくれなかったのですか」に繋がるわけか。ややこしいね。
 これでよく美里の世界線でよく「人の思いは変わるもの」なんて言えたな。
 
 まぁ大介の嫁は香奈子でいいよ、自分は真子さんを貰っていきますから(^ω^)
 別作品ですが、パルフェの時もそんな理屈持ち出していたな。里伽子は仁の嫁、玲愛はみんなの嫁、由飛は俺の嫁などと考えていたっけ。
 たぶんrippleだと、あおいは惣一の嫁、一番人気のあるヒロインわからん、カノコは俺の嫁、などと考えられます。
 ショコラは公式サイトで行われていたらしき人気投票の残骸を見たら、美里とすずが一位二位っぽいんだよね。
 だから、大介は香奈子、みんなは美里、俺は真子という図式になるのかな。
 うん、マイノリティーは独占できるからいいね、って何の話だ!
 
 

 
 ここからどんどん伏線を回収していく話になりました。
 回想シーンでキュリオの店内で書いている物語は、チロルの物語そのものだからね。
 チョコレートが大好きだったり、コーヒーで酔ったり。チロルルートで起きた出来事は、全て香奈子の設定した物語をなぞっていたんだね。
 チロルもママが作った設定とて言ってたし。
 

 
 また、パパが名付けの親だったということも、大介は思い出します。
 
 

 
 ちなみに私は、この回想シーンで元気良くチロルの物語の設定について語る香奈子は好きです。真子には敵わないけど、この香奈子だったら二番目にお気に入りですね。
 でも、現在の無感情な香奈子はそれほど趣味じゃないので、自分の中で評価が分かれるヒロインなんだよね……
 
 

 
 さらに、最初のほうのイベントで出てきた味音痴の話で、香奈子が冷えたコロッケが好きだと言う理由についても語られるのですよね。
 味音痴の話の時と、回想シーンの時と、大介の言うコロッケの説明が同じなのですよね。「手間の割には評価の低い不遇の料理」とかね。
 余談だけど、確認するために味音痴の話を見返してみたら、やっぱり無感情な香奈子はあかんわ……。
 

 
 それはよいとして、そっか、最初に大介に作ってもらった――、か。そりゃ印象に残るよね。
 ハンバーグは作ったことあるけど、コロッケは作ったこと無いな。フライパンで焼くだけのハンバーグと違って、コロッケは油で揚げるってのが、ちょっと敷居が高いかもしれない。
 やっぱり過去の香奈子はいいな。これはすべてのわだかまりが無くなったら、現代の香奈子も昔のような雰囲気に戻ってくれるのかな?

 

 
「駄目って言ったら、無理やりして。嫌って言ったら、強引にして。お願いって言ったら……優しくして」
 なんかどこか別のゲームで見たような気がする台詞だけど、元ネタはこれなのかな? なんかこんな台詞、別のゲームで読んだような気がしますが。
 
 さて、今回の記事を仕上げていたのですが、ちょっと困ったことに。香奈子はつくづく自分の中で評価のぶれるヒロインだなと感じました。
 というのも、最初に一通りプレイし終わった後に、先に「総括」という最後に公開する予定の記事を仕上げているのですが、ヒロインの好み順について、その時書いたものと今見返して思っていることにズレが生じています。
 というのも、このパートで大介と通じ合った後の香奈子、口調がしっかりしていて唯一の欠点だった無気力さがなくなっているのです。こうなると、真子さんにはやっぱり敵わないけど二番目にお気に入りかも……、となってしまいます。
 ただ、最初に総括した内容も、総括ならありうるかな、とも思えます。
 確かにこのパートだけを見れば、香奈子の評価は高い。
 でもね、先の話をするけど、この後に控えている香奈子ショートストーリーと、翠ルートの話を見ると、やっぱり翠かな……、ってなっちゃうのも仕方が無い。
 その辺りは、なんとか総括でごまかして書きました。
 
 

 
 この話で個人的に一番気に入っているのはラストです。
 チロルがママとパパを見守っているということが、うまく表現できていると思います。この最後の一枚絵は、ショコラの中でベスト5に入る好きなシーンです。
 チロルの願いは叶い、パパはママと仲直りして、今度こそチロルの物語は完成できそうです。
 童話作家かぁ、だから文学部かぁ……
 
 
 
 




 
 
 前の話へ目次に戻る次の話へ

Posted by ラムリーザ