ショコラ ~maid cafe “curio”~ Standard Edition 第16回 秋島香奈子編 その2 5月1日~5月27日 終わったはずの二人
ショコラ ~maid cafe “curio"~ Standard Edition のプレイ日記です。
今回は、秋島香奈子編の続きを見ていきます。
まずは5月1日の木曜日、キッチンにて。
この日、大介の過去が一部暴露されてしまいます。
高校時代の写真がキュリオ店内で見つかるわけですが、ろくでなしブルースを思い出してしまいますねぇ。
思いっきり20世紀のツッパリさんってイメージですな。現代のツッパリさんは、どんなんでしょうか?
この話のタイトルは「ヤンバレ」ってなっていて、ヤンキーだったことがバレたってことか。
みんな驚く中、美里ちゃんだけはかっこいいと絶賛してくれます。まぁ美里ちゃんの家が家だから、こんな雰囲気の人を見慣れていて、大介を見ても普通にかっこいいと思ったのでしょう。
しかし知り合いに昔ツッパッてた人が居ないのでわからないのですが、そういう過去って黒歴史にしたいものなのでしょうか? 大介は恥ずかしい過去などと感じているみたいですし、どうなのでしょうか?
そのまま本職に就けば武勇伝、堅気になれば黒歴史ってところですか?
大介は鬼塚系の恐怖系ヤンキーだったのだろうか、それとも薬師寺系仲良し系だったのだろうか、それとも群れずに一人でツッパッていたのでしょうか。
ああ、そういえば香奈子さんは万引きの常習犯とか言っていたな、ワル同士が組んでいたってことでしょうかねぇ。
後からやってきた翠がその写真を見て爆笑するところも、ろくでなしブルースを思い出してしまいます。武藤の過去の写真を見てみんなが爆笑する場面があったでしょ、あれとそっくりです。
自分の中で知っているヤンキー物がろくでなしブルースだけだから、そんな感じになってしまいますなぁ。
話の最後でぼそりと翠がつぶやくのだけど、香奈子さんはずっと大介の写真を持ち歩いてたのか、やっぱりこの二人の関係はよくわかりません。
続いて5月3日の土曜日、昼間のキュリオにて。
この日の香奈子さんがキュリオで昼寝している話は、その行動自体には特に強い意味は無いと思います。
ただ、新平家物語を徹夜で読んでいたから眠たいという、本を読むのが好きという香奈子さんの特性に意味があると思われます。
香奈子さんの本好きを強調させる話なのでしょう。
続いて5月11日の日曜日、昼間のキュリオにて。
この日も香奈子さんは、暇そうでキュリオに入り浸っています。
そこで大介が参考書から問題を出しますが、香奈子さんは3分で解いてしまいました。
そして大介は、問題の意味すら分かっていないのであった。
翌日の5月12日の月曜日、休日の自宅にて。
すずに気を使って香奈子の家への立ち入りを制限していたのに、大介の部屋に再びやってくるようになりました。
そして美里はリビングにしか行かないけど、香奈子は大介の部屋まで上がりこんでくるってところが馴染みすぎってところでしょう。
すず的には「また来てね」とか言っていたので、自由に来させてもいいと思いますが。
美里だけでなく、翠や真子さんも普通に大介の家に休日来ているのに、香奈子だけ「う……」となるのが不自然というか、やっぱり香奈子は大介にとって特別なのか。
あとすずは、大介と香奈子が何をしているのか気にしすぎ(^ω^)
すずの想像していたものって一体……
大介と香奈子か、すりすりへろへろ、いんぐりもんぐりでもやっていたとでも思っていたのでしょうか?
最後の「終電逃した」というのは文化の違いかな、田舎住まいなので基本移動は車で電車などを使わない生活をしているから、あまりピンときません。
続いて5月19日の月曜日、再び休日の自宅にて。
時間の経過とともにその制限を気にしなくなったのか、香奈子さんはまた大介の部屋に遊びに来ます。
するなと言われてしばらくの間は大人しくしているけど、そのうちちょっとだけ、ちょっとだけを繰り返し、徐々に時間が延びてきて結局元通りになる。なんだかよくある話だと思います。
本を読むのに眠いのをこらえて大介の家まで来る、それは傍に居たいだけってのがあるのでしょうか。
それでもお互い手を出さずにプラトニックな関係を続ける二人、てことで良いのでしょうか?
しかし今回、眠っている香奈子に大介は手を出そうとします。しかしそんな機会は、これまでに何度もあったのではないでしょうかねぇ。どこかで裸を見たことがあるとか話していた気がしますし。
その語の流れが、香奈子の原点はrippleのあおいというレビューに見覚えがあるけど、それを表している内容かもしれません。
なんか大介と香奈子は、過去に付き合っていたみたいなこと言ってて、それが切れたとかとっくに昔に終わったはずとか言っています。
でも今でも傍に居てくれるとか、確かにあおいの物語を髣髴させるような二人の関係なのでしょう。
なるほど、美里の物語で出てきた、香奈子の昔の姿の回想シーンに合わせて「人の気持ちって変わるもの」といった台詞の意味はここにあるのですか。
香奈子との関係は昔に終わったから、新しい恋に目覚めるのが香奈子以外の話で、元鞘に納まるのが香奈子物語ってところなのでしょう。
そして翌日の5月20日の火曜日、ディナータイムのキュリオにて。
この日は理学部と文学部の話。
香奈子は本ばかり読んでいるから、なぜ文学部じゃないのか? と大介が聞くと香奈子が不機嫌になる話です。
本が好きなのに文学部じゃなくて理学部に行ったのにも、理由があるのでしょう。
続いて5月26日の月曜日、休日の自宅にて。
香奈子さんはキュリオのメンバーじゃないので、どうしてもイベントは休日に偏りがちってところなのでしょう。
細かいところだけど、前回のパートで初めてすずの帰宅を見た香奈子さんは、すずの「ただいま」に対して「おかえり」と返し、大介に「お邪魔してますだろ」と突っ込まれるのですが、今回はきっちりと学習して、最初から「お邪魔してます」と返していますね。
しかしなぜすずは、大介と香奈子さんの二人に気を使う。美里ちゃんのときは、「おにぎりがいいなー」「スーパーのうめぼしでにぎってー」などと親しくしていたじゃないか。年が離れているからかな?
あとこの地点ではまだすずは学校で仲良くしているみたいですね。「悠太君が――」「天宮君と呼びなさい」のコンボは、すずの物語を見た後だとやっぱりこの関係がいいよ、と再認識させられます。
で、すずの話を進めているわけではなく、今回は香奈子さんの物語だけど、この世界線でも6月1日にすずは悠太と水族館へ行くようです。
たぶんこの世界線では、みんなの都合がついて、みんなで行くことになるんだろうね、ということにしておきましょう。そうでないと話が成り立たないから。
ここで、すずの物語でチラリと出てきた香奈子さんとの水族館の思い出が語られます。
高校時代かな、大介は香奈子さんのことを「香奈子」と呼び捨てにしていますね。さらに、年上の女を下の名前で呼び捨てにするのはよっぽどのことと大介は言ってますが、ならば何故今は香奈子さんなんだろう。
やはり昔に終わった関係というのはそういうことか、ならばなぜ今でも香奈子さんは大介の部屋に入り浸るのか。そこが二人の関係の要になっていそうです。
それにつられて香奈子さんも、大介のことを「大介くん」と呼びます。今は「結城君」なんだよね。翠は「大介!」と呼ぶけど。
そういえば呼ばれ方をあまり意識したこと無いな。美里と真子とさやかが「大介さん」で、翠が「大介!」、すずは「お兄ちゃん」で、香奈子は「結城君」、バラさんが「坊ちゃん」、そして山下が「大ちゃん」ってこれは違う!
そして翌日の5月27日の火曜日、昼間のキュリオにて。
この日は美里編でもあったミーティングの話。
しかし美里編で見たときとは、話の流れが途中から変わります。
美里編の時は翠が「しゃーしゃーしゃー」とか言い出して、大介の悪事暴露大会とかなんだかよくわからない話になりますが、今回は美里の台詞で「写真を見たときから学生時代の三人が興味津々」と言い出します。
つまり、大介の写真を見たか見てないかで話が分岐するってことなのでしょうか?
で、写真を見てなければ、翠の「しゃー」に繋がると。これは「あの写真」と言いかけて止めたわけだったのでしょう。
そしてこの日、香奈子さんが「香奈子さん」である所以が語られる、と。
まぁこれまでに出てきた話を組み合わせると、「年上の同級生」だからね、そうでもないとつじつまが合いませんから。
ということで、何故香奈子は留年したのか、これも物語の根幹にかかわってくるのでしょう。
でも初見プレイ時には、香奈子は万引き常習犯になるようなワルだから、ありえなくもないツッパリ物語かとか思ってましたが。
とにかく自分も「微分・積分」がさっぱりわからなくて留年しかけた過去があるから、なんとも言えないのですよねぇ……。
確か教科書の写本みたいなのをやらされて、それでなんとか進級させてくれた、だったと記憶している。ほんとアレ、さっぱりわけわからんかった。
なお、社会に出てからこれまで一度たりとも「微分・積分」を使ったことはありません。あれは学者さんなどならともかく、庶民に必要ですか?
そして翌日の5月27日の火曜日、自宅にて。
二号店の話が無くなってしまってびっくりするが、夢だったというなんだかよくわからない。
たぶん、オリジナル版は仕事が溜まって店長室で仕事をしないとゲームオーバーになる仕様らしいので、その仕事要素を無くしたスタンダード・エディションだけど、イベントだけは夢オチで残したってことでしょうか?
以上、今回はここまで。
次回も引き続き、香奈子編を見ていきます。