ショコラ ~maid cafe “curio”~ Standard Edition 第14回 結城すず編 その4 6月1日~トゥルーエンド

 
 ショコラ ~maid cafe “curio"~ Standard Edition のプレイ日記です。
 今回も、結城すず編の続きを見ていきます。
 
 
 まずは6月1日の日曜日、帰宅後にすずと会ったところで分岐が入りました。
 

 
 ノーマルルートでは頭を撫でると、あくまで妹として接したということでしょう。
 しかしトゥルールートでは、キスをして恋人として接するようです。
 
 

 
 とうとう禁断の愛、始まりです(大袈裟)
 なんだか夢扱いしています。夢の中ですずとやっちゃった、という感じになっています。
 たぶん原作では、ここでガチでやっちゃっているんでしょうねぇ。
  
 

 
 というわけで、なんか大介は、すずに手を出してしまったことを悔やんでいます。
 やっぱりこの話は、兄妹ゆえの葛藤の話になりますか。個人的に、このジャンルはあまり好みじゃないのですけどね。といっても、他の例を見たことはありませんが……(。-`ω´-)
(参考までにこの地点でプレイヤーがプレイしてきたこの手のジャンルのゲームは、大分昔にパルフェとこの青空に約束を――、さらに昔にときメモと同級生をプレイしてきただけで、最近になってプレイ日記としてrippleからプレイしているといったこの程度の歴史なので、妹キャラは正直言って初めて。だから、食わず嫌いなのかもしれないけど、先入観としてそういうのは無しなのですよね、自分の中で――)
 それを考慮してみると、このすず編は、後の藤村静編に通じるものがあるのかもしれません。
 
 
 
 続いて6月4日の水曜日、ディナータイムのキュリオにて。
 

 
 で、そのことを悔やむ大介は、家に帰られなくなってしまい、友人宅を点々とする毎日になってしまいます。
 あれ以来、店長としての仕事を盾にして家に帰らず、自宅ですずと話をしていないのです。
 すずとは、もう一緒に寝たり、一緒に風呂にはいることはできないと考えているのでした。
 
 
 
 続いて6月9日の月曜日、休日に自宅にて。
 

 
 この日、悠太が懺悔をしに来ますが、この内容はほぼノーマルルートのときと同じです。
 ただ、ノーマルルートでは大介の部屋に上げたのに対して、トゥルールートでは外で立ち話となっております。
 ノーマルルートでは禁断の関係に手を出していなかったので、この後軌道修正できてすずもみんなと仲良くなって、ハッピーエンドとなりましたが、手を出してしまったこの世界線ではどうなってしまうのでしょうか?
 すずは、悠太だけでなくクラスメイトとも喋らなくなってしまったそうですが……
 
 
 
 続いて6月19日の木曜日、ノーマルルートは18日でエンドを迎えたので、その先に進んでしまいました。
 

 
 すずが怖い……(´・ω・`)
 今回の話は、個人的に非常にめんどくさかった。ってか、大介がなにをしたいのかが分からないです。
 どうなの? 原作を知らないからわかりませんが、原作だとガチで遊んじゃって、ベタベタのいちゃラブ兄妹になるのでしょうか?
 こっちの全年齢版だと、夢だったとかぼかしていて、勝手に大介は悩んで、一緒に寝たがるすずを避けてソファーで一人で寝て、だけどすずと寝ていたことにするために、すずが起きる前に朝にはベッドに戻っているという、まわりくどい猿芝居を続けているのだけど、マジで大介は何がやりたいのですか?
 
 

 
 今回の話では、ノーマルルートでもあったように、「学校の友達とも仲良くしろ」という説得に入るわけだけど、ノーマルの時は兄として接してうまくいったけど、今回は手を出してしまった大介と、手を出されたすず。全然はなしがまとまらずにこじれるだけ。
 ほんとね、すずが妹じゃなくて他人だったら、90点以上はあげてもいいぐらいすずは大介にベタ惚れですよ。ずっとめんどうを見てもらえるんだよ、こんないい娘に。でも妹という設定が、それをぶちこわしています。
 なんども述べたけど、個人的には妹との関係というものは無い、と考えていますのでそこが残念です。
 例えば美里ちゃんが、「彼氏なんかいらない、結婚なんかしないもん。私がずっと大介さんの面倒を見てあげるよ」と言ってくれたら、この娘はそこまで俺のことを……ってなるわけです。結婚なんかしないもん、はちょっとズレちゃいますが……(。-`ω´-)
 これが真子さんが、「ずっと大介さんの面倒を見てあげますわ」などと言ってくれたら、もうね、真子さんの胸に顔をうずめて号泣ですよ。
 これが翠に……、翠にはすでに面倒見られていますな(^ω^)
 
 というわけで、すずが妹じゃなければ最高のシチュエーションです。
 大介も、すずが妹じゃなければ葛藤も無くすんなりとゴールインルールになっていたかもね。でもそれだと物語にならないでしょう。
 まぁ妹萌えの人向けの物語でしょうこれは。そっち方面が好きな人にとっては、いい話なのではないかと思います。
 
 あと今回の話、最終的に大介はすずから逃げ出してしまいます。ここからどういう具合に物語を終わらせるのかは、プレイ中はまったく予想がつきませんでした。その点、美里やさやかの物語は分かりやすいね。
 どうするんだよこれ、というところでこの日は終わりです。
 
 
 
 続いて6月23日の月曜日、休日の自宅です。
 

 
 ぐだぐだになってしまった大介とすずの生活を、翠になんとかしてもらうことになりました。
 とりあえず、すずを翠の家に預けることにして、一応は平穏を取り戻した――、というか先送りにしたというか。
 すずの制服が無いということで、大介は翠に「お前の昔の制服があるだろ」と言い、翠は「あらゆる意味でサイズが合わない」という場面がありますが、香奈子なら余るところがあってアカンかもしれんけど、翠なら大丈夫だと思うw
 何? 失礼なことを想像すると――、ですか?
 
 それと翠のお母さんは、翠がそのまま年を食ったような感じだそうで。
 
 …………(。-`ω´-)
 
 スペシャル小原(リングドリーム)の姿がちらついたのですが、何故だろう? 私は翠をどう見ているのだろう?
 そのまま年食ったような感じか、みんなどうなるのだろうね。
 美里ちゃんはrippleの奈海に似ているから、奈海の母親みたいな感じになるとして、真子さんは年を食っても変わらない、というか現地点で結構のんびりしたおばあちゃんとも感じられる。
 香奈子さんは……、香奈子さんも年食ってもあまり変わらなさそうだな、元々寡黙だし。なんか自由気ままに穏やかに過ごして、その最期は孫たちが遊んでいる所で本でも読みながらまるで眠るように息を引き取るとか、どこぞの提督の理想の死に方でもしそうw
 
 

 
 今回の話で、香奈子さんは二択の質問をしてきますが、そうだねぇ……
 個人的には「活動的で、でも家庭的な面もあって、ちょっとお節介だけど、とっても優しい同い年の女の子」の方がいいかなぁ。見た目だけで選択したら、年上の女の方だけどね。
 まぁ一番は「おっとりしておっぱい大きくて、でも子供をあやすのが得意で、ちょっとどんくさくて壷とか買うけど、とっても癒されるお姉さん」だけどね!(`・ω・´)
 
 ああ、一応この話では「夢の中ですずを汚した」ことになってるのね、現実ではやってない設定なんだ。そのぐらい、年頃の男性ならだれでも妄想するでしょうに……って、実際に妹で妄想されたお兄さん方、現実に居るのでしょうか?
 
 そんなところかな。
 シスコンの異常な愛情、というところで今回はおしまい。
 
 
 
 続いて6月30日の月曜日、これまでのケースより、この日が最後の話になるのでしょう。
 

 
 シスコンここに極まれり、だな。ほんと、世界線が違うだけでここまでキャラが変わるとはねぇ、大介君。
 すずの匂いがしないベッドとか、ちょっと変態入ってますよ、大介君。
 というわけで前半は、すずが翠の家からも居なくなってしまったので探し回る話です。
 すずの祖母に真子さんを感じてしまったあたり、やっぱり真子さんとは、二人で縁側に並んで座って猫でも抱いて、「なぁ真子さんや」「なんですか大介さん」とのんびりと過ごしているイメージが一番似合うけど、今回はすずの話なので真子さんの話はおいといて!
 すずのお父さんが亡くなってて一人になった音祢さん、大介の方はお母さんが病気で亡くなっている。死別なのはまだ良いほうか、これが不倫の結果の離婚後だったらドロドロしすぎて後味悪い。不倫物語といえば、rippleの由里己さんルートだったけどね。
 
 

 
 さて、夜の九時まであちこちすずわ探して回りますが、最終的に駅の噴水前で見つけます。
 プロローグと同じ構図になっております。絵も衣装が違うだけで使いまわしです。
 お互いが自分が悪かったと言い合うのはなんかよくある話(?)なんでまぁいいとして、ここですずに告白です。
 すずをひとりの女の子として好きになったと。
 
 

 
 うーん、ダメだ。やっぱり個人的には違う……、血は繋がっていないという逃げ道はあるけど……。
 お兄ちゃんを連呼されても、うーん、残念ながら違う!
 
 しかし、なんか翠と香奈子の話が見え隠れする話でもあるのだよね。
「香奈子ほど執念深くない」とか、「お前(香奈子)の時はしょうがなかった」とか。
 とまぁ香奈子と過去に何かあったというのは、香奈子物語で分かるのでしょうということで。
 
 

 
 というわけで、日付が表示されなくなり、結城すず物語完結となりました。
 欲を言えば、結城誠介と音祢さんの姿が見てみたかったなぁ。声だけの出演というのが残念です。
 まぁすんなり事がうまく進みそうな雰囲気を見せておいて、結局別居という形になったのは意外だったけど、それはその場の演出でそう見えていただけで、普通に二人は認められていましたというオチでした。
 そこで体裁を整えるために、すずを一旦三宮すずに戻す。そして高校卒業と同時に結婚するという流れに持ち込んでいきます。
 あれか、実妹だと倫理的にあかん。だがたとえ義妹でも、私のように拒絶感を感じるプレイヤーが居る。だから、義妹の関係を再び他人の関係に戻して、正々堂々と付き合うことにする。うん、考えましたな。
 うん、そうだよね。すずと大介の関係が兄妹ということにするからちょっと……ってなるのであって、結城大介と三宮すずだったら何も問題ないわけです。
 妹との物語を、無難に終わらせるひとつのテクニックとでも言うのでしょうか、この進め方は個人的にOKです。なんかまわりくどいやり方な感もぬぐえないですけどね(^ω^)
 
 しかし、やっぱり私自身の意見としましては、すず物語に関してはノーマルルートのストーリーの方がエピローグもよかったと思います。
 大介とすずは兄妹で、兄としてすずを見守る。これが二人の関係としてベターだと思っています。すずは悠太と仲良くしていてもいいでしょう。
 でもまぁすずの物語以外では、この二人の関係はそのようになっているのでしょうけどね。
 それともどうなんでしょうか? 美里と雨の中で踊っている裏で、すずといっしょにお風呂とか入っているのでしょうか? う~む(。-`ω´-)
(※プレイ日記ではすずの物語のみ追いかけているように書いていますが、プレイの進め方によってはそのようにもできます。ってか、三人ぐらいまでなら6月1日の分岐点に名前を挙げさせることができます。この場合、例えば美里の告白をスルーしてすずの方へいくとかそんな物語になってしまいますが……)
 
 最後に恒例の声優情報、結城すずは鷹月さくら――知らないなぁ(。-`ω´-)
 調べてみたらそこそこ出演しているようですが、この作品しか知らないです。
 ただし別名義の情報も出てきましたが、それによるとこの青空に約束を――、の三田村茜と同じ人の様です。
 ん~、全然気が付かないですなぁ……ということは、うまく演じ分けられているってことでしょう。
 
 
 さて、これで前半戦終わりでいよいよ後半戦が始まります。
 残るは各種レビューで好評の香奈子、翠の二人。そして私の一番お気に入りの真子さん。
 いやぁ、楽しみですねぇ。
 
 
 
 




 
 
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Posted by ラムリーザ