ショコラ ~maid cafe “curio”~ Standard Edition 第10回 橘さやか編 その4 6月25日~トゥルーエンド

 
 ショコラ ~maid cafe “curio"~ Standard Edition のプレイ日記です。
 今回も、橘さやか編の続きを見ていきます。
 
 
 まずは6月25日の水曜日、終業後のキュリオ店内にて。
 

 
 プルミエール編集長でありオーナーの佐倉澄香が、新しく開くフランスの店へさやかを連れて行きたいと言ったところで物語が分岐します。
 さやかをファミリーだと言えばノーマルエンドに、そして恋人だと宣言するとトゥルーに進むようです。
 
 

 
 すると、佐倉澄香が真実を告白しました。
 なるほど、そんな感じの話になるのですか、いちゃラブにはなりそうに無いですね。
 うん、Rippleの奈海物語のリメイクですね。
 どうなのでしょう、奈海の物語では母娘は和解したけど、さやかと澄香はどうなるのか。
 そこでさやかをフランスに行かせるかどうか、という話になるのだけど、これも前回述べましたが、さやかが本命ではない世界線なら喜んでフランスへ行ったでしょう、としか言えませんよ。
 
 
 
 翌日6月26日の木曜日、キュリオ店内にて。
 

 
 大介はさやかをフランスに行かせるかどうするか、逆にキュリオにとどまらせるのがいいのか悩んでいます。
 そして大介は、自分はどうしてもらいたいのかがまとまっていません。
 
 どうするんが良いのだろうね?
 
 さやかの夢はフランスへ行って菓子作りを学びたい。でもそうなると大介とさやかは離れ離れになってしまう。大介もフランスへ行くか?
 キュリオ三号店、フランス支店開店! ん、プルミエールに対抗してこれしかないっ(^ω^)
 とにかくいちゃラブよりもストーリー重視の話、つまり大介の葛藤の話、というよりこの話ではさやかが全然出てきません。
 すごいね、物語の書き方次第で舞台は同じでも全然違う話になるんだね。
 
 
 
 翌日6月27日の金曜日、キュリオのキッチンにて。
 

 
 フランス行きの話をさやかにしたところ、キュリオには必要ないのですね! と怒り出してしまいました。
 わかる気もする。わかる気もするけど、フランス行きは夢じゃなかったんじゃないかね?
 最初にパズル屋に行った時のさやかとは違い、大介と関係ができてしまったので離れたくないというのもわかる。
 しかし大介はキュリオに残ってもらいたいのは山々だけど、さやかとさやかの母親のことばかり考えて、フランス行きを勧める。なんだこの気の弱さは、俺も行くからとか言えばいいのに(^ω^)
 まぁ香奈子さんに手が出せないような人だから仕方ないか。
 しかし全然いちゃいちゃしない話しだなぁ……、というのは置いといて、どう話を切り出すのが正解だったのでしょうか?
「二号店なんか知らん、一緒にフランスへ行こう」
 多少強引な展開かも知らんけど、これが無難な進め方かなぁ。フランス行っても話できないけど、ボンジユール? トゥトゥトゥマシェリーマーシェーリー、このぐらいしか話せないよ、フランス語。
 うん、フランスに「渡米」するのも悪くないよ、大ちゃん!
 
 
 
 翌日6月28日の土曜日、店長室にて。
 

 
 こじれた二人の関係を、翠に修復してもらう展開。
 一つ思ったのが、へっぽこ喫茶の無名ケーキ職人になるからさやかは一流パティシエ目指してフランスへ行くべきなんてキュリオを卑下せずに、さやかと一緒にキュリオを一流の喫茶店にして、そこに居る一流パティシエのさやかちゃん、という方向へ大介は話を飛躍できないのですかねぇ。
 まぁどっちみち、さやかのルートに入っていなければ、喜んでフランスに行っていたでしょう。
  
 あと余談。
「なのに俺は、さやかちゃんならわかってくれる……なんて上手いこと言って、甘えていた。ただ俺は、自分の覚悟から逃げていただけだ」(本編大介の心情より抜粋)
 うん、後の有名な作品に出てくる展開の起源はここにあったのですね。
 こういうのが発見できるから、同じライターの作品に触れるのは楽しい。
 
 
 
 そして日付が出ない話が始まったので、いよいよトゥルーエンドを迎えるのでしょう。
 

 
 大介は、自分の気持ち、そしてこれからの二人のことについてさやかに語ろうと考えました。
 しかし、翠から聞かされたのは、さやかはプルミエールのオーナーとともに空港へ向かったとのことでした。
 
 

 
 大介は急ぎ空港へ駆けつけ、ずっと伝えたかった言葉を語りました。
 さやかもフランスに行くつもりはなく、今日はプルミエールの編集長を見送りに行っただけでした。
 
 しかし手紙の話、恥ずかしながら思わず涙ぐんでしまいましたね。
 実は知ってて、というご都合主義な感じもぬぐえませんが、Rippleの奈海ルートをリメイクして強化したような、そんな感じでしたね。
 さやか物語は、ほとんどいちゃいちゃもせずにただ淡々と日常が過ぎていくというものでしたが、その分ラストの展開がかなりよかったと思います。
 
 

 
 というわけで、これも一つの「to be continued Parfait」といったところですか。
 パルフェで有名な橘女史の誕生秘話でした。
 
 
 最後に声優情報、橘さやかはかわしまりの――調べなくてもいろいろ聞いたことある名前です。
 結構このジャンルでは有名な方、ではないでしょうか?
 
 
 
 




 
 
 前の話へ目次に戻る次の話へ

Posted by ラムリーザ